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フローリングに畳をワンポイントで和モダンな空間造りへ

更新日:10月7日

こんにちは。那覇ショウルームの嘉手苅です。

月日が経つのは早いもので、つい先日子供たちが夏休みに入ったと思ったらすでに8月も中旬となり、お盆での親戚宅まわりも終え、今週末には沖縄の伝統芸能のひとつである「全島エイサー祭り」が開催されます。

流れる様に慌ただしく過ごす日々でも、ご先祖様と伝統を大切にする心を大事にしていきたいです。


さて、伝統と言えば住宅に関しても日本の伝統的な物は様々なものがありますが、今回はその中でも畳をご紹介したいと思います。


日本の伝統的な畳間

畳間は、日本の伝統的な和室の一部として、茶室や客間として使われたり、儀式や季節の行事の場などに使われたりします。しかし、近年ではメンテナンスなどの問題で畳間をフローリングへとリフォームされる方もいらっしゃいますが、現代住宅での畳間のあり方として、リビングの一角に畳を敷く「畳コーナー」や、洋室の中に畳を取り入れた「モダン和室」など、和洋折衷のスタイルも増えています。畳の柔らかさや温かさ、デザイン性や実用性においてもさまざまな選択肢があります。


畳のメリット


畳は衝撃を吸収しやすく子供に安全な環境です。

1. お子さんの安全性

小さなお子さんがいるご家庭では、転倒や転落による怪我を最小限に抑えたいものです。畳はその柔らかい素材で、フローリングに比べて衝撃を吸収しやすいです。これにより、お子さんが転んでも痛みを和らげることができます。特におむつ替えや遊ぶ際のスペースとして適しています。


2. 温かさと快適さ

フローリングは冷たく感じることがありますが、畳は自然な素材であるため、温かさを保ちやすいです。特に冬場など、床が冷たくなる季節には、畳があることで快適さが大幅に向上します。


3. 音の吸収

畳は音を吸収する効果があり、部屋全体の音響環境を改善します。お子さんが遊んでいるときの音が響きにくく、家族の会話やテレビの音も畳があることで柔らかく聞こえます。


畳の種類と特徴

和モダンな畳の種類やデザインは様々です。

畳を選ぶ際には、デザイン性だけでなく、実用性やメンテナンスのしやすさも考慮する必要があります。ここでは、畳の主な種類とその特徴についてご紹介します。


1. い草畳

伝統的な畳で、い草で作られたものです。自然素材であり、通気性や吸湿性に優れています。柔らかくて、心地よい踏み心地が特徴ですが、湿気や汚れには比較的弱いため、こまめなお手入れが必要です。


2. 洋風畳(化学繊維畳)

洋風畳は、化学繊維で作られており、耐久性や防水性に優れています。汚れに強く、お手入れが簡単です。特にお子さんがいる家庭では、汚れやすい場所にぴったりです。また、色やデザインも豊富で、モダンなインテリアにも合わせやすいです。


3. 防水畳

防水畳は、特殊な加工が施されており、水や汚れに強いです。おむつ替えのスペースや、飲み物をこぼす可能性のあるエリアに最適です。掃除が簡単で、長期間きれいに保つことができます。


DAIKEN 畳の種類まとめ 素材の違いや選び方、伝統的なスタイルから和モダンに合う製品


リフォームの具体的なステップ

お客様のニーズをしっかり把握してご提案します。

1. 計画とデザインの選定

まずは、どのエリアに畳を配置するかを決めましょう。リビングの一角や子供部屋など、使用頻度が高い場所に設置するのが一般的です。デザインについては、部屋のトーンに合わせた色や柄を選びましょう。畳の縁の色や模様も、部屋のインテリアに合わせると一体感が出ます。


2. サイズの決定

畳を敷く面積を測定し、必要なサイズを決定します。小さなエリアにアクセントとして敷く場合は、部屋のバランスを考慮して適切なサイズを選びましょう。畳のサイズは、部屋の形や使用目的によって調整できます。


3.メンテナンス

い草畳の場合はこまめな掃除と湿気対策が必要です。洋風畳や防水畳は、比較的簡単に掃除できますが、定期的な手入れは欠かさず行いましょう。


まとめ

生活にあった畳間の上手なセッティング

フローリングに畳をワンポイントでリフォームすることで、お子さんが安全に遊べるスペースを確保することができ、リビングや寝室にもデザインやカラーを合わせることで日本文化の温かみ感じるモダンな空間を作ることができます。また、素材や耐久性・機能性にもこだわることで、それぞれの環境に適した畳を選ぶことができます。安全性やインテリア性など、より良い生活空間を作るために、ぜひ、畳のリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。



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