こんにちは。那覇ショウルームの嘉手苅です。
沖縄の梅雨も、そろそろ後半にさしかかってきました。
ほんの一ヵ月前までは、ダムの貯水量が67%と心配していましたが、現在では100%となっています。
ありがたい反面、「記録的短時間大雨情報」が発表されるなど道路の冠水による被害や、大雨による土砂災害の対策や対応に追われた方も多いのではないでしょうか。あともう少し雨の日が続きますが、大雨の中の移動は危険を伴いますので、事前に対策を持ちながら時間にゆとりをもって安心・安全を心がけたいものです。
ところで、梅雨の長雨も大変ですが、ここ沖縄では毎年7月から10月にかけては台風が多く上陸し、暴風による被害は後を絶ちません。また、近年では犯罪も増加しており住宅の安全対策がますます重要視されています。その中で、雨戸とルーバーという2つの設備が台風対策と防犯対策に有効であるとされています。それぞれの特性や利点、欠点について詳しく見ていきましょう。
1. 雨戸の活用
メリット:
台風対策: 雨戸は強風や雨から窓を守るための最も効果的な手段の一つです。特に台風の際には、風圧や飛んできた物などで窓ガラスが破損するリスクが高まりますが、雨戸があればその衝撃を和らげることができます。
防犯対策: 雨戸は窓を物理的に覆うことで、外部からの侵入を困難にします。簡単に窓ガラスを破ることができないため、住宅の防犯性を向上させる効果があります。
断熱効果: 雨戸が閉じられることで、窓の外気の侵入を防ぎ、断熱性能を向上させることができます。夏場の冷房効率を上げることができるほか、冬場の暖房効果も増します。
デメリット:
価格とメンテナンス: 雨戸の設置には初期投資が必要であり、それぞれの窓に合わせたカスタマイズが必要です。また、定期的なメンテナンスや清掃が必要です。
視覚的影響: 雨戸が閉じている間は窓の外の景色が見えにくくなるため、開放感が損なわれることがあります。
2. ルーバーの活用
メリット:
通気性とプライバシー: ルーバーは外部からの視線を遮りながら、空気の流れを確保するため、通気性があります。室内の換気を促進する一方で、プライバシーを確保しますので浴室の窓にも適しています。
防犯効果: ルーバーは外からの侵入を難しくします。ガラス窓よりも耐久性が高く、破壊が難しいため、防犯対策としても有効です。
デザインと調和: ルーバーはデザイン的にも魅力的で、建物全体の外観に調和します。素材や色合いを選ぶことで、住宅のスタイルに合わせることができます。
デメリット:
価格と設置の複雑さ: ルーバーの設置には専門的な技術が必要であり、設置費用が高額になることがあります。また、設置には時間がかかることがあります。
メンテナンス: ルーバーは通常の窓よりも細かい部分が多く、メンテナンスや手間がかかる場合があります。特に金属製の場合、錆びが生じる可能性もあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。確かに雨戸とルーバーはそれぞれ独自の特性を持ち、台風対策と防犯対策に効果的ですが、設置前にはそれぞれの特性やメリット・デメリットをよく理解し、自分の住宅環境に合った選択をすることが重要です。投資額や日常的な管理、外観や使用感などを総合的に考慮し、最適な選択をすることで、住宅の安全性と快適性を両立させることができます。
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