こんにちは。那覇ショウルームの嘉手苅です。
今年は4月にも色々な食品が値上げしましたが、この10月にもさらに2900品目の食品が値上げされました。家計を直撃する物価上昇を肌で感じながらスーパーで頭を悩ませている今日この頃です。
さて、そこで今回は環境に優しく経済的でもあるエコキュートについてご紹介したいと思います。エコキュートの基本的な仕組みから、メリット・デメリットについて、導入の手順など、これからの生活において、エコキュートがどのように役立つのかなどを、一緒に見ていきましょう。
1.エコキュートとは?
エコキュートは、空気中の熱を利用してお湯を沸かす、ヒートポンプ式の給湯器です。主に以下の2つの要素で構成されています。
ヒートポンプユニット:外気から熱を取り込み、圧縮して高温にしてから水を加熱します。
貯湯タンク:加熱されたお湯を蓄えるタンクで、通常は300リットル程度の容量があります。
この仕組みにより、エコキュートは従来のガスや電気を使った給湯器よりも少ないエネルギーでお湯を作ることができます。
2. エコキュートのメリット
2.1. 環境への配慮
エコキュートは、再生可能エネルギーを活用し、CO2排出量を大幅に削減します。これにより、温暖化防止に貢献できる点が大きな魅力です。
2.2. 経済的メリット
光熱費の削減:エコキュートは電気を使いますが、その効率は非常に高く、光熱費を抑えることができます。
補助金や優遇措置:多くの自治体がエコキュートの導入に対して補助金を出しており、導入コストを軽減することができます。
2.3. 安全性
エコキュートは水を加熱するために電気を使用しますが、ガスのような爆発の危険性がないため、安全に使用できます。
2.4. 断水時
断水により蛇口から水が出せなくなったときに、バルブ操作で貯湯ユニットのお湯(水)を取り出すことができます。(熱湯が出る場合がありますので注意が必要です。)
3. エコキュートのデメリット
3.1. 初期投資が必要
エコキュートの導入には、初期投資がかかります。設置費用や機器代が必要となりますが、長期的には光熱費の削減で元を取ることが可能です。
3.2. 音が気になることも
ヒートポンプユニットが稼働する際に音が出るため、設置場所によっては音が気になることもあります。設置場所の選定が重要です。
4. エコキュートの導入手順
4.1. 導入の検討
まずは、自宅の給湯方式や家族の生活スタイルを考え、エコキュートの導入が適しているか検討します。さらに、人数などによりタンク容量を選ぶことが出来ますが、タンクの大きさはその後のタンク設置場所にも関わるため、収められるか場所の確認も大事になります。
さらに、エコキュートを取り扱っているメーカーは何社かあり、特徴や機能もさまざまですが、同メーカー内でもタンク容量や機能性などで価格帯が変わりますので、ライフスタイルに欠かせられない機能や高機能だけれども不必要な機能などをしっかり見極めることで予算も抑えられることでしょう。
4.2. 設置工事
ご契約後、設置工事が行われます。設置場所に不随する工事などによりもよりますが、設置にかかる時間は通常1日から数日です。また、配管工事が行われる際には水が使えない等もありますので、事前に施工業者へ確認しておくと安心です。
4.3. 使用開始
工事が完了したら、使用方法についての説明を受けて使用開始となりますが、お湯を沸かすのにおよそ1~2時間はかかります。
5. エコキュートの運用とメンテナンス
エコキュートは比較的メンテナンスが少ないですが、定期的なチェックを行うことで、長持ちさせることができます。
年に1回程度、専門業者による点検を受けることが推奨されます。これにより、故障を未然に防ぐことができます。また、貯湯タンク内の水質を保つため、定期的に清掃を行うことが重要です。
6. まとめ
エコキュートは、環境に優しく、経済的な生活を実現するための素晴らしい選択肢です。導入には初期投資が必要ですが、長期的には光熱費の削減が期待できます。また、設置後のメンテナンスも比較的容易で、安心して使用できます。これからの暮らしを見直すために、エコキュートの導入をぜひ検討してみてください。
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