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介護に備えた二世帯住宅 バリアフリーのリフォームの実例集

更新日:7月16日

こんにちは!那覇ショウルームの金城です

ブログを開いていただきありがとうございます


高齢者と暮らす二世帯住宅をお考えの方には必見になります。

今回は、喜神サービスが担当してきた実際のリフォーム事例から、介護に備えたバリアフリーリフォームをご紹介します。


バスルームの安全性を高める 


バスルームは、高齢者や身体的な制約のある人々にとって転倒のリスクが高い場所です。バスルームの安全性向上のためには、転倒予防のための手すりの配置、滑りづらい床の設置、安全な浴槽やシャワーを選択すること、車椅子に対応した洗面台に変更するなどの対策を検討してください。


【実例】

あまり浴槽を使わないウチナーンチュですが、浴槽に浸かる時間はリフレッシュできる時間となり、入浴自体は好きな方は多いです。ですが、高齢になると浴槽の高さが問題になってきます。浴槽をまたぐのが億劫になり、10年以上浴槽を使っていなかったお客様がいらっしゃいました。


リフォームのポイント「浴槽を低くするリフォーム」


63センチあった浴槽の高さを、43センチの低いものに交換することで、楽にまたげるようになり、浴槽に浸かることが可能になりました。お客様は、「10年ぶりに浴槽に入り、腰を温めることができた。」と喜んでいらっしゃいました。




二世帯住宅だからこそキッチンの使いやすさを高める 


キッチンは日常生活の中で重要な場所のひとつです。同居する人数が増える二世帯住宅リフォームにおいてもキッチンの使いやすさを向上させることは、とても大切なポイントです。


カウンターの高さや車椅子に対応したスペースなど、機能性を整え、使用する人のニーズに答えてカスタマイズしたキッチンスペースを作ることが、快適さに繋がっていきます。


【実例】

高齢になったご両親と一緒に暮らすために、二世帯住宅にリフォームを検討されていたお客様です。ご自宅の1階駐車場と倉庫の部分を増築して、限られたスペースを出来る限り理想の間取りにしたいとご相談をされました。


リフォームのポイント「なるべくデッドスペースをなくしたい」


1階駐車場部分をリビングにし、倉庫部分を部屋や寝室にする増改築リフォームです。このスペースに、浴室、キッチン・トイレを新設しました。形がいびつなので、配置に工夫が必要です。


一番注意した点は、ご要望をしっかり把握することでした。住み心地のよい内装にして安心して生活できるために、理想の仕上がりに近づける為、何度も打ち合わせを重ねました。お客様には、「こちらの要望をしっかりと取り入れてもらい、綺麗にリフォームしてもらって、とても満足しています。」というお言葉をいただき、安心いたしました。



バリアフリーなトイレのリフォーム


異なる年齢層が暮らす二世帯住宅では、トイレの設置は快適性を確保するために、必ず考えなければならないポイントです。 


バリアフリーを用いるトイレを設置する際には、車椅子の使用者や歩行が難しい方が、安全に使用できるスペースの広さ、便座の高さ、手すりの設置、滑りづらい床材などを検討して、安心して使用できる空間にしていきましょう。


【実例】

トイレの床の段差を無くし、「バリアフリーにしてきれいにしたい。」というご要望のトイレ改修の工事を行いました。


リフォームのポイント「見た目も綺麗にバリアフリーにしたい」


見栄えを良くするために、露出していた水道管を裏側の壁の配管のみに切り替えました。旧型のトイレを、節水ができる新型のものに取り替えています。


また床の段差を無くすことでつまづく心配も減り、安心なバリアフリーのトイレになりました。お客様からは、「打ち合わせの時から職人の対応がとても良く、安心して工事を任せることが出来ました。」と、うれしいお言葉をいただきました。




転倒防止に有効 手すりの設置 


両親と暮らす二世帯住宅では、安全性も重視したいものです。手すりは転倒防止に有効なので、各所に必要になってきます。


手すりがあると安心な場所としては、玄関や廊下、階段、バスルーム、トイレなどです。手すりを設置することで、転倒事故のリスクを軽減し、立ち上がりのサポートもできて、移動の際の安全性も高めてくれます。


【実例】

将来のことを考えて、玄関先をバリアフリーにするリフォームです。門扉の取替え工事と、スロープ・階段・手すりのバリアフリー工事をしました。


リフォームのポイント「外出するのが楽しみになる玄関先に」


玄関先で転倒の危険性を軽減するために、コンクリートの土間打ちをして凹凸をなくしました。また、入り口の間口を広げ、半分を歩行者用として段差を緩やかにし、門扉を片開のアルミ門扉に仕上げています。


あとの半分は車椅子用にスロープ状に仕上げ、門扉は片手でもスムーズに開けられるようにアルミゲートにしました。玄関前のタイルも割れている所が多かったので新たに張替え、階段部や玄関前には手すりを設置しました。お客様には、「これからは外出するのが楽しみ。」と、喜んで頂きました。




車椅子が必要になった時のためのスロープ対策


車椅子が必要になった際のスロープ設置も、継続的な安全性と快適度を考えると必要な対策です。車椅子を使用する人にとっては、スロープが設置されているかいないかの差は、行動量にも響いてしまいます。車椅子を使用している人が、スムーズに移動できるように、広さと勾配に注意してスロープを設置しましょう。


【実例】

スロープの勾配が急なため、車椅子の移動が大変で、車椅子を楽に押して移動出来るスロープへのリフォームを検討されていました。


リフォームのポイント「使用する人の要望に合わせたリフォームを」


車椅子を楽に押して移動出来るようにお客様の要望をしっかり聞き、勾配や幅を確認し、ベストなリフォームを考えました。


以前は1/5勾配だったところを1/9勾配にすることで傾斜を緩やかにし、車椅子での移動が楽に出来るようにしました。お客様からは、「見た目もよくなり、以前に比べ使いやすくなって、とても良かったです。」と、うれしいお言葉を頂きました。



【まとめ】喜神サービスは、お客様のご要望にお答えします


両親と暮らす二世帯住宅のバリアフリーリフォームの実例を紹介しました。これからも、お客様の安全と快適な生活をサポートするために、さまざまなアイデアを考えていきたいと思います。



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